PICK UP STAGE

2018.8.19

錦糸町駅周辺がジャズ一色となる”すみだストリートジャズフェスティバル”が開催されている中、すみだトリフォニーホールではすみだ音楽祭2018が開催されました。
8/19(日)・25(土)・26(日)の3日間にわたる開催の初日、昨年よりひとつ多い6組のビッグバンドが出演し、スウィングライツは大トリの6番目に登場しました。

この年はスウィングライツが前身の吹奏楽団からジャズビッグバンド形態になって30周年となる記念の年です。
そこで、30年前のビッグバンド結成当時掲げていた「下町のベイシーバンド」にちなんで、今回のステージではカウントベイシー楽団のナンバーや、ベイシー風アレンジの曲目を多く演奏しました。

今回のパイプオルガンコラボレーションは、ガーシュインの”Rhapsody In Blue”を5年ぶりに再アレンジを加えてお聴きいただきました。
ゲストオルガニストは、今回初登場となる浅倉 由季さん。

浅倉 由季プロフィール:
岡山県出身。東京基督教大学神学部、同大学国際キリスト教学科在学中からパイプオルガンを4年間履修。実習先の協会にて礼拝伴奏を1年間務め学内リサイタルや卒業演奏会などにも出演。2005年、2006年の白川イタリアンオルガン音楽アカデミーでU.Pineschi氏のクラスで研鑽を積む。卒業後にブラックゴスペルと出逢い、キーボード奏者として活動開始。現在、クリエイティブサポートHISWILLに所属し、首都圏を拠点に活動中。

十分なリハーサル時間を取れたとは言い切れないなか、素晴らしい演奏をしてくれました。

藪紀子と前回のゲストから正メンバーとなったロイヤル清水のダブルヴォーカルは、それぞれの個性を活かしたナンバーを披露した後、デュエットで”When I Fall In Love”を歌い上げました。

そして盛大な拍手を頂戴して迎えたアンコール曲には、この年5月に63歳で惜しくも亡くなった西城秀樹さんの代表曲”ヤングマン”をご用意。ロイヤル清水の派手な歌とアクションで立ち上がって踊るお客様も少なくなく、この曲が一番盛り上がったような印象でした。

[PROGRAM]
● Dinner With Friends
● Easy Money
● In The Mood
● Fancy Pants
● Sky,oh,Tree!
● All The Things You Are[Vocal]
● What A Wonderful World[Vocal]
● Just The Way You Are[Vocal]
● Sing,Sing,Sing
● Do Nothin’ Till You Hear From Me(Vocal)
● When You Wish Upon A Star(Vocal)
● Take Me Out To The Ballgame(Vocal)
● When I Fall In Love(Vocal)[Vocal]
● Rhapsody In Blue(Organ)
● My Cherie Amour
● Here’s That Rainy Day
● Groove Merchant

[PERSONNEL]
<Woodwinds>丸山 知文・徳弘 裕人・生方 淳・北村 典子・内田 千晶
<Trumpet>枝吉 隆弘・高橋 勇作・武内 良正・長谷川 浩・山口 大士
<Trombone>荻野 義晴・篠原 研一郎・徳弘 菜子・水越 絵里奈
<Rhythm>青砥 伶(Dr)・伊東 洋一郎(Bs)・中村 晶子(Pf)・佐藤 敏征(Gt)
<Conductor>矢野 聡
<Vocal>藪 紀子・ロイヤル清水
<Pipe Organ>浅倉 由季

※上の写真4点はすみだトリフォニーホール様よりご提供いただきました。

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